本校は、富山県簡易農学校として、明治27年(1894年)10月29日に発足した。
 創校の端緒は、明治12年にさかのぼる。砺波郡東般若権正寺(砺波市権正寺)の人、島 巌先生は、死の床にあって、家財全部を時の石川県令(県知事)に寄付し、この地に農学校を建設されたいと遺言されたのが本校の母胎となった。
 その後まもなく、先生の意志に感奮した地方雄志の熱心な運動に一般世論も喚起され、簡易農学校の設立が実現したのである。
 本校の先覚者、島 巌先生の篤志を永く記念するため明治42年(1909年)、公徳の石碑を正門前に建立し、遺徳を偲ぶこととなる。