【1年国際科】国際出前講座

3月23日(水)に国際科1学年の30名は、国際出前講座としてJICA北陸富山デスクの松山さん、JICA北陸 民間連携事業班の坂田さんの講座を受講しました。講座の中では株式会社アース・コーポレーションの平田さんに、オンラインでお話もしていただきました。
講座のテーマは「地域と世界のつながり」でした。JICAの活動と聞くと、身近なことというよりも世界のある一部で起きている問題を解決することというように、自分から遠い存在と考えがちになりますが、富山県にいても、世界とつながることができるということが実感できる講演でした。
前半は、グループになり世界とつながる仕事について書き出しました。「キャビンアテンダント、外交官、YouTuber」など多くの意見が出てきました。その後、富山県の会社や身近な人で世界とつながっている仕事はないかという松山さんの声かけで、「YKK、学校のALTの先生」などの意見も出てきました。
その後、坂田さんよりJICAの民間企業との連携事業についての説明を聞きました。JICAは海外協力隊のイメージが強く、多くの生徒がビジネスと関わりがないと思っていたようでしたが、民間企業に発展途上国の基礎的な情報を提供したり、ビジネス活動計画を実証・策定したりする活動もしていることを知る機会となりました。

後半は、JICAの民間連携事業によって、ペルーに事業展開をした株式会社アース・コーポレーションの平田さんに詳しく会社のことやJICAとの活動のお話をオンラインで伺いました。会社の強みである廃棄物の処理の技術を、発展途上国で広め、ビジネスとして持続可能なものとして取り組んでいることが分かりました。

【生徒からの感想】
Q. 講座を通して自分の意識が変わったことは何ですか。なぜそう思いますか。
A. 海外に行かなくても海外と関われる仕事があるということを知りました。実際にどのような仕事があるか詳しく知ることができてよかったです。
A. 一見海外と繋がる機会がなさそうでも案外繋がれる企業は多いと知ったので、仕事選択の幅が広がったように思いました。
A. 世界のいくつかの国ではゴミを処理する施設も技術もなくゴミの山に悩まされているのを知って、自分も日本でゴミを減らす努力をしたいと思いました。
A. 身近なところから海外と繋がれるのだなあと思いました。難しいとこらからじゃなく簡単な所から世界に繋がっていきたいです。
Q. 今日学んだことを活かして、これから意識していきたいことは何ですか。
A. 地元と海外のつながりについて、意識しながら生活を送りたいと思いました。
A. 自分がなりたい職業にも、海外への関わりがあるのかどうか調べたいと思いました。
A. 自分の進路を決める際に、海外の人との関わり方を今までより深く考えたいです。
A. 実際に海外とつながって仕事をしている会社について知っていきたいです。
A. 身近にある職業でどんなことが海外と関わっているのか考えてみたいと思いました。