教養講座「江戸時代の旅 越中から江戸へ」

9月30日(金)、啓明館にて、本校教員の嶋本隆一先生を講師として、教養講座「江戸時代の旅 越中から江戸へ」を行いました。
江戸時代の旅について、旅行前の準備、江戸までのルート、旅行中の様子やお土産まで、江戸時代の旅にまつわる様々な話を聴いて学びました。

【生徒の感想より】
・今の時代は誰でも簡単に旅行に行けるため、江戸時代の旅行がこんなにも大変だとは考えつかなかったので、とても驚きました。
・往来手形や関所手形などを発行してもらえないと旅ができなかったことがわかりました。
・宗教関係の目的でないと手形が発行されなかったことから、当時の人にとって宗教がとても重要だったことがわかりました。
・若い女性が旅に出られないのはつらいと思いました。
・江戸までの往復で約60万円が必要で、旅は高価で貴重な体験だったことがわかりました。
・今の「旅行」のような感覚で行けるものではなく、生死にかかわってくるものと知りました。
・旅の非常時(病や死)の対応やガイドが充実していたことに驚きました。
・旅に関する本がたくさん出ていることから多くの人が旅をしていたことがわかりました。
・一日で歩く距離の長さに驚きました。
・豆腐が意外に高くて驚きました。
・江戸時代の富山について知らなかったことが多くありました。
・教科書や資料集には書いていないことを知ることができました。
・古文書の解読はとてもおもしろそうだと思いました。
・知らないことしかありませんでした。物事をいろいろともっと深く調べてみるのも楽しそうだと思いました。