5月8日(木)4限に2学年全員に対して福祉科の教員が「福祉とは何か」について授業を行いました。
4月末に1学年に対して授業を行った時と同様、福祉の対象者とは自分も含む世の中にいる「全員」であること、福祉とは、世の中で生活している人みんなの『ふ…ふだんの く…くらしを し…しあわせに すること』であるということ、みんなの暮らしを幸せにするためには、相手の変化に気づき声をかけること、相手のことを思いやった行動や言動をすること、相手への心遣いをすることでみんなの普段の暮らしが幸せになる、などの話をしました。
学校生活の中ですぐに実践できることとして、耳が不自由で手話を使って会話をしておられる業務補助員の方に「ありがとう」や「お疲れ様」と手話で伝えることができるよう練習しました。また、誰かが倒れて車いすを持ってこなければいけない場面に遭遇した際、車いすの開き方、押し方がわからなかったら手助けできないため、福祉科の3年生が実際に行っている場面の動画を見せて方法を伝えました。
以下、生徒からの感想です。
・普通科では学べないことを多く学ぶことができて大変勉強になった。知らないことがたくさんあったので、もっと知りたいと思った。 福祉に関心を持った。【2年 普通科】
・今回学んだことは役立つことばかりだったので、覚えておきたい。そして、行動に移せるようになりたい。【2年 普通科】
・今日覚えた手話を使って業務補助員の方に早速お礼を伝えたいと思った。【2年 普通科】
・これまで福祉には興味がなかったが、今回、詳しく知ることができ、身近に感じた。また、福祉の大切さや重大さに気づくことができた。手話をもっと学びたいと思った。【2年 国際科】
・福祉はみんなが対象でみんなが受けられる支援だとわかった。福祉について触れることができる機会があったらもっと学びたいと思った。【2年 国際科】
・福祉=介護のイメージが強かったが、自分も含め、みんなが対象であるということがわかった。これまで以上に福祉への関心が高まった。【2年 農業環境科】
・今後、周りを見て行動し、誰か一人でも多くの人を助けることができたらいいと思った。【2年 農業環境科】
・福祉科以外の人に福祉について知ってもらえる良い機会になったと思う。【2年 福祉科】
・福祉科の授業で習ったことの復習になった。どれも当たり前で大切なことなので、今後も活かしていきたいと思った。【2年 福祉科】